2010年1月29日金曜日

江戸っ子スティック


どれも大して変わらないように見えるスティックにも、差別化点は確実に存在する。
土台のやや上、根本部分に小さく反射材が入っており、
この部分の仕様がかなり異なるのだ。

歩行者の目にはまず触れないし、
車のヘッドライトが当たってもそんなに目立たない。

見えないところでするおしゃれが本当のおしゃれという、
江戸っ子の心意気を見た。

2010年1月28日木曜日

徳川系スティック



コイン駐車場で駐車禁止場所に。
これくらいの幅だと軽なら入って来かねないし。
もし入ってきても柔らかいので安心。

駐車場という立地のせいか、あまり汚れが無く、珍しい。
単純な円柱ではなく、円柱を3つ重ねたような形状。
上から見ると葵の御紋のようだ。
角度によって反射面積が増え、反射的には好ましい。



反射的という言葉をこういう風に使ったのは初めてだ。

2010年1月27日水曜日

ナイススティック



歩道の端に、中央分離帯代わりにと大活躍のスティックくん(今命名)。
形状の違いはあるものの、ほぼ同じ長さの統一規格で、
例外なく反射材が組み込まれている。

柔らかいので人が当たっても怪我しないし、
車が当たっても傷が付かない。
そんな懐の広さが祟ってどうにも汚れてしまいがちなのが
スティックくんの悲しい宿命だ。

統一規格の割に、細かい部分で差別化されているので観察しがいがある。
しばらくはスティック特集でご紹介しよう。

2010年1月26日火曜日

警告兼反射



(小さくて見づらいが)NTTマークの入ったシール。
ここに電話線と示しつつ、電柱より前に出て反射をアピール。
アシンメトリーな配置も注意喚起に一役買っている。(多分偶然)

警告表示の割には、地面に電話線があるのか、
筒の中に電話線があるのか不明。
あるいはNTT業界はこれだけで分かるという暗号なのだろうか。
だとしたら、ちょっとかっこいい。

2010年1月25日月曜日

おさる



工事現場で立ち入り禁止帯を設ける際に、
鉄パイプを通して固定するためのプラスチック版。

支えるための脚と頂点さえあれば事足りるので、
アルファベットの「A」の形状であれば機能に何ら支障はないはず。

それでも「ご迷惑をお掛けしております」の気持ちからか、
わざわざフレンドリーにしようとする努力に涙を禁じ得ない。

可愛いかどうかは別にして。
(強い光が反射すると、目鼻の輪郭が消えて
おさるだかなんだか分からなくなってしまうので)

2010年1月22日金曜日

流れよわが涙、






たまにある、光ると交通取り締まりの警官のように見える例のアレ。
白と赤、4本の直線だけで警官に見えてしまうと言う、記号化の局地。
記号化芸とでも呼ぼうか。


いずれにせよ、びっくりしてブレーキ踏んじゃうのでやめて欲しいです。
(踏めよ)

2010年1月21日木曜日

バーバー



一見、黒・黄色の警戒色によるドライバーへの注意喚起のように見えるが、
この近辺の地中には電線・水道管などが埋まってるので注意せよ、
との工事関係者への警告標識でもある。

※嘘です


シール界の床屋サインと呼びたい。

2010年1月20日水曜日

ヤシチ



あまりにもファニーかつキュート。

風車て。

見つけたとき「ふおっ」と変な声が出ました。新宿駅前で。
白色というレアリティの上に風車ですから、そりゃびっくりですよ。

車が通り抜けた後の乱流でくるくる回るけど、
ただの透明プラ板だから本分である「目立つ」にまったく貢献していない。
無駄な機能だから廃されるべきなのに、
採用に至らせた担当者の熱意を感じる。実に素晴らしい。

更によく見ると、風車の中央に小さい反射板が入っている。
ささやかな自己主張がまた愛らしい。

タグとタイトルがヤシチなのは、当然水戸黄門の「風車の弥七」、では無く、
カプコンの方。

ひまわり



路傍に咲く大輪の向日葵。
リフレクターたるものかくあるべし、という光り方で好感が持てる。

支柱には立方体の4面に貼り付けられた反射板箱が組み込まれており、
良いコンビネーションとなっている。
恐らく偶然だが、上下とも6枚の花弁になっている統一感がまた良い。

2010年1月19日火曜日

ホワイト



反射部分の色は、黄色かオレンジが圧倒的に多い。そのほうが目立つから。
白は少数派で、存在自体が貴重。
しかし、周囲で黄色・オレンジに囲まれることが多いので、
かえって目立つこともあるという皮肉な状況になることも。
がんばれ白。君の活躍の場はまだあるはずだ。

アドオン型ではあるが、固定部分も珍しい。(細部撮り忘れたので詳細不明)
支柱との一体型かも知れない。

プレート矢印



プラスチック製の反射プレートを埋め込む・貼り付けるパターン。
平面の多いガードレールに多用される。
1個のサイズは小さく、複数運用で明るさを補う。
これは赤いシール部分も反射素材でできていて、よく目立つ好例。
ガードレール自体が出来たてなので綺麗だ。

2010年1月18日月曜日

アドオン




ガードレールにくくりつけられる、あるいは載せられるタイプのプラスチック反射板を、
ここでは「アドオン型」と呼ぶことにする。

・あらかじめ設置されることが分かってる専用設計
・後からくくりつける為の汎用設計

の2種類があり、これは後者。
道路の振動に常にさらされるので、ナットやネジがゆるみがち。
これもややお辞儀気味で、妙な愛嬌が出ている。


が、リフレクターの本分は反射されること。
うつむいてどうする。君はもっと胸を張りなさい。

性格の違い





同じ場所に置いてあったカラーコーン。
剥がれちゃったであろう箇所を継ぎ足してるのは分かるのだが、
破損してない箇所でもそもそも長さが足りてない。
右の、ぴしっと処理されたのと大違いだ。

そもそも手で巻くもんなの、これ?

細巻き



ガードレール支柱の最上部に巻かれているテープタイプ。
最もポピュラーだが、それ故目立たない。
単体では面積も少なく反射が弱いが、
いっぱい貼られているので問題はない。群体タイプ。
傷やヨゴレが付きやすく、写真のようにぞんざいに扱われがち。
彼らも頑張っているのでもっと大切にしてあげて下さい。

はじめに

昨年、2009年10月~12月にかけて、東急セミナーBE主催「大山顕 街歩きワークショップ」に参加した。
趣旨は概ね以下の通り。


・自分の好きなモノ撮るの禁止
・綺麗な写真禁止
・猫とか禁止
・モノを撮る(風景は撮らない)
・説明できるモノを撮る
・演出禁止(人形を置いてストーリー作る等)
・自分探し禁止


街歩きをしながら、普段気に留めてなかった「モノ」を集中して撮ることにより、
そのモノが持つ意味や定義が揺らいでくるのが醍醐味という趣旨。
また、綺麗に撮ろう・格好良く撮ろう・面白く撮ろうというように、
写真を撮るという行為に対して構えすぎた考えを捨て、気楽に撮るというのも趣旨に含まれていた。


特に後者には唸らされた。
カメラを買い始めてからこっち、ずっとカッコイイ写真を撮ろうとこだわっていたように思う。


さて、今までに目を向けていないモノと言われても…
と、初日のお試し街歩き中に早速良さそうなものをみつけた。
ガードレールやカラーコーンに貼られているリフレクター・反射板だ。
こんなもんわざわざ撮ろうと思った試しがない。


撮ってみて分かったのは、フラッシュを使うことで本来あるべき姿に映ると言うこと。
反射素材なんだからあたりまえなんだけど、
いままで頑なにフラッシュを使わずにカッコイイ写真を撮ろうとしてきたので、
これだけでも目から鱗が3枚くらい落ちた。


撮っている内に、何が反射して何が反射しないのかがよく分からなくなってきたのも発見のひとつ。
これはと思ってシャッター切ったらただの布地だったり、
違うと思って放置していたのを人に指摘されて撮ったら光ったり…
ワークショップ中200枚近く撮ったけど、いまだによく分からない。


そしてこれは確実に言えること。反射板はそこかしこにある。


ワークショップでの街歩きは住宅地中心だったの少なかったが、
それでも200枚近く撮れるくらいには存在している。
一番多いのは大型の幹線道路沿いだ。フラッシュを焚くとペッカペカ光る。


目に入りづらいのは、基本的にドライバー向けに設置されているからだ。
乗用車のシートに腰掛けた目線でちょうど良い高さなので、
100~130cmくらいに設置されている事が多い。


せっかく新しい領域の写真を撮るようになったので、
継続させる意味でも発表の場を設けることにした。せっかく撮ったのにもったいないし。




遍在するあなたの隣人、リフレクターを紹介しよう。